大学入試センター試験過去問研究 英語 ｜

大学入試センター試験過去問研究 英語

教学社 刊
発売日 2006-04-25

過去問。 2006-05-04
センター試験英語の過去問である。

過去17ヵ年分が掲載されており、過去問演習には適切である。



以下ポイントをあげる。



１、センター試験の全ての本試験・追試験を収録しており問題数は必要にして十分である。

２、自体が分厚く、実際に解く時には扱いにくいかもしれないので、それが気になる人は薄い過去問集のほうがいいだろう。

３、解説は詳しいとまではいかないが、適切なポイントを載せてある簡潔な解説である。他社の解説と若干違うので、解答へのアプローチが異なることがある。解説に期待をする人にはあまり勧められないかもしれない。より多くの問題をこなしたい人向けである。

４、先輩たちの貴重な意見が載せてあるので、試験対策や本番に備えて優位な体制をつくることができる。

５、英語は、得意な人は殆ど対策をしなくても8割はいくが、複数年しっかり解いて時間配分を気をつけなくてはならない。自分なりに解く順番などを気をつけると良い。

６、センター英語はややこしい、いわゆる「ひっかけ」選択肢みたいなものがあるので、それで点数を落とさないように過去問を見てしっかり対策を練るべきである。模擬問題集でなく、実際の過去問で演習し傾向をつかむこと。

７、問題が大量にあるので自分が苦手な分野を重点的に学習する事ができる。長文以外のささいな問題を対策したい方にもお勧めである。

●新課程版になって、全体的に易化した。しかし、長文問題の後半で紛らわしい選択肢などがあるので、しっかり過去問題をみて対策しておくこと。



得意な人は9割で安定するかと思うが、実際の感覚を直前に鈍らせない事が合格につながる。よって、この本でしっかりと対策を練ると良い。



センター英語で万全を期したい人にはお勧めの一冊である。




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